俺らが子供の頃はみなしごハッチというマンガがあってだな? シュライヒ みつばちマーヤムービーセット1 27012

先週投稿した「黄金バットとバットマンの関係」と似ている話になるのですが、私が小学生の頃、テレビで「みなしごハッチ」という、ミツバチが主人公のアニメがありました。アニメ制作はタツノコプロだったかな、ガッチャマンなんかは割と好きだったのですが、この「みなしごハッチ」は個人的にはあまり面白くありませんでした。なんか、お涙ちょうだい的なストーリーがどうも白々しかったんですよね。子供っぽいアニメというか、当時は充分に子供だったんですがね…
で、時は過ぎ…、シュライヒのフィギュアを販売するようになって、「みつばちマーヤ」というアニメがある事を知りました。
「みつばちマーヤ」ですが、ドイツの作家ワルデマル・ボンゼルス氏が1912年に発表した児童文学作品で、シュライヒもドイツが本社ということもあり、「みつばちマーヤ」のフィギュア化が実現したのでしょう。
児童文学に割と造形の深い女に聞いたのですが、残念ながらこの「ワルデマル・ボンゼルス」はこの『蜜蜂マーヤとその冒険』以外にはあまり傑作は無いらしく、晩年は哲学的な詩作品を発表したりしたのだが、あまり成功しなかったようです。(ちなみにこの造形の深い女とは私の妻です。)
さて、日本版アニメの「みなしごハッチ」ですが、これはあきらかに『蜜蜂マーヤとその冒険』を背景にしていると思われます。
主人公の性別(マーヤはメス、ハッチはオス)が違っていたり、ハッチは母親との愛情が深く描かれていたりしますが、何よりも蜜蜂が主人公で、両方とも外の世界へ旅に出て、道中で様々な昆虫たちと絆や友情を深め、少しずつ成長していく姿を描いているところなどはそっくりです。
ワルデマル・ボンゼルス作の『蜜蜂マーヤとその冒険』は岩波文庫から実吉捷郎訳『蜜蜂マアヤ』という本が出ているようですので、一度、手に取ってみたいですね。

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