私は実際に見たことがないのですが日本には「鵜飼」という日本古来の漁法があります。主にウミウを使って魚を獲る方法で、効率があまりよくないのか明治以降はほぼ観光用になっているらしいです。鵜の首を縄でしばって川に放つと鵜がノドが一杯になるまでアユなどの魚を捕らえ、それを吐き出させるという一見残酷ともおもわれがちな漁です。もともと鵜はペリカンのように一旦クチバシに魚をたくわえて少しづつ食するという習性があってそれを利用したものだそうですが、鵜にも気を使って時々はいいエサを与えたり、休養期間をとらせたりなんかもしているみたいです。漁をする鵜匠も風折烏帽子など古風な装束で、かがり火もたかれていて、かなりノスタルジックな模様。京都宇治川でも観れるみたいなので一度行ってみたいですね。
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