NHK朝ドラ「おしん」にドップリはまってしまったのだ! シュライヒ シロフクロウ(14671)

NHK BSプレミアムで毎朝7時15分から、あの国民的ドラマ「おしん」が再放送されているのをご存じでしょうか?
初回の放送は1983年でした。当時の平均視聴率は52・6%、最高視聴率は62・9%という、テレビドラマ史上最高の視聴率を記録した、まさにお化けドラマだったのです。
当時の私は21歳。大学在学中でしたが、朝からドラマを見るという習慣もなく、大変話題になっていたのは覚えているのですが、全く興味がありませんでした。
で、時は流れて36年後。ビデオ録画機というものが誕生してくれたおかげで、リアルタイムでテレビの前に座らずとも録画しておいて暇なときに見る、という視聴方法が可能になりました。で、せっかくなので、話題のドラマを最初から見てやろう、と思った次第なのです。
そして、初見の私はドップリと嵌ってしまいました。
とにかく、何がスゴイって、田中裕子の演技と橋田壽賀子の脚本です。
おしんといえば、子役の小林綾子が有名ですが、私自身は、田中裕子あってこそのおしん、いや、おしんと言えば田中裕子だと思います。とにかく、魅力的な女優さんですね。
当時のドラマを見ていると、結構、役者さんが台詞を噛んでいる事に気が付きます。今では、完全に取り直しレベルの噛み噛みでも、そのまま、流してしまっているのです。これは、一節によると、橋田壽賀子脚本の台詞回しが異常に長く、かつ、脚本の出来上がりが異常に遅かったので、セリフを噛んでも取り直す時間も無かったらしいです。だから、すべて一発撮りで、出演している役者さんの緊張感も半端なかったとの事。だから、あれだけの素晴らしい作品が出来上がったのでしょうね。
ちなみに、橋田壽賀子とあの有名な与謝野晶子は同じ高校を卒業しています。
そういえば、ドラマおしんの中で、中村雅俊扮する俊作にいちゃんがおしんに与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を読んで聞かせる場面が出てきます。とても印象的なシーンで私も大好きな場面です。

ドラマの中で、おしんの奉公先の娘(加代)とおしんが喧嘩をしてしまい、仲直りにおしんが作ったミミズクの人形を、加代の枕元に置くシーンが出て来るのですが、そのミミズクの人形が、とってもめんこいんですね。「おしんは何でも作れてすごい」と加代は感心し、ほどなく二人は仲直りします。
そんなシーンを思い出しながら、シュライヒのシロフクロウをご紹介します!
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